革靴にカビが生えたとき簡単にとれるの？

革靴がカビる原因は湿気や靴に付いた汚れです。

白っぽい色のカビは表面だけに付いたカビが多く、布で拭き取る事が出来ます。

厄介なのは中に染み込んだカビで、黒っぽい色です。

この場合、カビを取るには専門のクリーニングに頼むなどプロによる特定の手入れが必要になります。

カビは放っておくと奥深くに浸透していくので、白いカビが見られたら必ず根絶するように努めましょう！

革靴に白いカビが生えていたら、次のような手順で汚れを取っていきます。

①乾いた布でカビが生えた部分をこすり取るように拭く

②除菌スプレーをかけてしばらくしてから堅絞りした雑巾で拭く

③2~3日陰干しして完全に乾かす

④仕上げに、保湿クリームや防水スプレーをかける

カビの正体は雑菌の繁殖です。

細菌を根絶する事で、カビが生える原因を根元から絶つ事が出来るのですね。

また、同じ靴を続けて履かない事も靴に染み込む湿気を取り除く助けになります。

日々のちょっとした工夫でカビを防ぐ事が出来ると言えますね。

革靴 にカビがはえたらお店だといくらぐらい？

では靴専用のクリーニングにカビ取りを依頼するとどのくらい掛かるのでしょうか？

ここでは、大まかな金額をあげていますので、参考までにしてください。

≪メンズ用≫

■紳士靴（ローファー）
4000円～

■ショートブーツ
4500円～

■ハーフブーツ
5000円～

■ムートンブーツ
5500円～

≪レディース用≫

■ローファー
3500円～

■ビジネス用の革靴
2500円～

■ロングブーツ
5000円～

■ムートンブーツ
4500円～

すべて税抜きの値段です。

上記はだいたいの相場のようですが、汚れ具合やカビ取り、色補正などが加算されると、全体的に2倍ほどの値段がかかってきます。

また、サービス店によっては4足パック送料無料で1足4980円～5780円（税抜き）という所もあります。

送料無料のサービス、まとめてクリーニングに出し1足分無料など、サービスを豊富に取り扱っているお店もありますので、

クリーニングに出したい靴の種類や数を決めたら、いくつかの情報を比べてから利用するのも良いかもしれませんね。

革靴のカビを自宅でできる落とし方は？

上記の相場から分かるように、クリーニングに出す事はかなり高額な出費が見込まれます。

その分、プロの手によって洗浄されていきますから、あなたの靴が再びきれいに生まれ変わる事でしょう！

しかしながら、節約のために自宅で手入れをする人も多くいます。

基本的には以下のような手順で、洗浄していきます。

①表面の汚れやほこりを布で拭くか、ブラッシングして取ります。

②大きなバケツにぬるま湯を用意し、専用の洗剤かおしゃれ着用の洗剤を入れ、洗濯液を作ります。

（水を使うと生地が傷んだり縮む場合があります）

③靴を丸ごと入れて、汚れている部分を丁寧に洗っていきます。

（この時にブラシを使う・漬け置きをするなど洗い方が種類によって違います）

④陰干しで2~3日完全に乾かします。

（ドライヤーの使用は皮を傷めるのでNGです）

⑤乾かしてから光沢を出す保湿クリームや防水スプレーをして後ケアをします。

自宅で洗うのはリスクも伴いますので、最初はあまり高価な革靴でやってみない様にしてくださいね。

汚れがひどい時にはプロにお任せして、日常のケアは自分でやってみるなどの手段を取る事も出来るでしょう。

まとめ

一日履いた靴は、少なくても乾いた布でサッと一拭きしてから片付けるというだけでも、十分に革靴を長持ちさせる助けになります。

また、先にも挙げたように同じ靴を続けて履かない事も長持ちの秘けつです。

また、シーズンの終わりには、しっかり汚れを落として乾燥剤や除菌をしてから通気の良い場所に保管するなら、翌シーズンにもきれいに履く事が出来るでしょう。

お気に入りの靴をきれいに長く履く秘けつは日々のケア・良い保管に概ね掛かっている事がよく分かりますね。