初節句の男の子のお祝いは何をする?食事やプレゼントは何がいい?

kodomonohi
5月5日は子供の日。

端午の節句です。

男の子が生まれて初めての節句を初節句と言い、子供の健やかな成長を願うお祝いです。

子供にとって初めてというのはもちろんですが、お祝いする親のほうも初めてのことでどんな風にお祝いしたらいいのか分からないことだらけですね。

男の子の初節句のお祝いについてまとめました。

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初節句の男の子のお祝いは何をする?

通常初節句は、生まれてから初めての節句のことを指すのですが1~2か月の生まれてすぐの赤ちゃんは無理にその年にお祝いせずに、翌年の節句でお祝いしていいそうです。

女の子の初節句である3月3日のひな祭りといえば雛人形を贈り、ちらし寿司やひなあられを食べてお祝いするイメージですが男の子の場合はどうでしょうか。

★五月人形と鯉のぼりを出す時期★

鯉のぼり、兜飾り、武者人形などのイメージはありますが、飾る日にちにも実は決まりがあるって知ってましたか?

目安は3月20日の春分の日で、この春分の日を過ぎたころに、家の中に飾る「内飾り」五月人形を飾り始めます。

「五月人形も出したし、ついでに鯉のぼりも飾っちゃえ!」

としたくなりますが、鯉のぼりなど家の外に飾る「外飾り」は4月初旬に出すのが良いそうです。

いろいろ決まりがあるんですね。

五月人形や鯉のぼりを用意したのはいいけれど、忙しいと飾るのを忘れてしまって前日に飾りたくなりますが、実はそれもタブーで「一夜飾り」と言って縁起が悪いそうです。

五月人形も鯉のぼりも

「ぼくたちもお祝いするぞ!」

と出番を待っているはず。

いいタイミングで出してあげたいですね。

★写真撮影の衣装は★

写真を撮影するという方も多いかと思いますが、衣装は赤い陣羽織を着ます。

赤い陣羽織には厄災を払い、健康に育つようにという願いが込められています。

★菖蒲を飾る★

端午の節句には「菖蒲」を飾り、それをお湯に浮かべ菖蒲湯に入るのが習わしです。

菖蒲(しょうぶ)は「尚武・勝負」にかけられていて、もともと武家から始まった文化ということもあり、武運長久を願い、人生のどんな勝負にも負けないようにとの願いが込められているそうです。

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初節句の男の子のお祝いの食事は?

端午の節句のお祝いに欠かせない食べ物は柏餅とちまきですね。

このメインの食べ物にはこんな願いが込められています。

★柏餅とちまきに込められた願い★

・柏餅…柏の葉っぱは、新しい芽が生えてくるまで葉っぱが落ちないということから、

「子供が生まれるまで親が生きている」

ということにかけて子孫繁栄の願いが込められている。

・ちまき…邪気を払い、災いを避けるという謂れがある。

★他の食材★

これらの食べ物以外に端午の節句によく食べられる食材にはカツオや鯛、鰤などの出世魚、たけのこ、れんこんなどがあります。

これらにも、それぞれに由来があります。

・かつお…勝男。

・鯛…めでたい。

・鰤(ぶり)…ツマス、ハマチ、メジロ、ブリと大きさによって呼び名が変わる出世魚であることから立身出世を願って。

・たけのこ…スクスクとまっすぐに育つように。

・れんこん…穴から未来を見通せるように。

こんな食材たちを使ってご馳走を作るのもいいですが、小さな子供を抱えての料理って、なかなか大変ですよね。

そういった背景や世の流れから家でお祝いせずに外食でお祝いする人が増えているそうです。

昔は自分の両親や義理の両親、親戚を招いて盛大に宴を催していたそうですが、これまた世の流れで親子だけ、

または両親が遠くに住んでいるなどの事情もあって母方と父方のいずれかの両親とお祝いする家庭が多いようです。

初節句をどう祝うかは、地域性が色濃く出る部分でもあるのでそれとなく両方の両親に尋ねてみるのも一つの手ですね。

初節句の男の子のお祝いのプレゼントは何がいい?

家に五月人形や鯉のぼりを飾る場所がないなどの理由から五月人形を買うか迷うという方もいますし、

「むしろ現金がいいわ…」

なんて本音もあり、初節句に五月人形を購入する家庭は少なくなってきています。

また「五月人形を誰が買うか」という問題も、昔のように習わしがあって母方の祖父母から贈るという習わしも薄らいできて、

どっちが買うかで揉めたりして、このさい平等に父方母方の祖父母が同じ金額のお祝い金を渡したという家庭も多いようです。

両親からプレゼントを贈るという決まりはないようですが、

「せっかくだし、初節句の記念に我が子にプレゼントを!」

というご両親からのプレゼントで多いものは

・おもちゃ
・衣類
・絵本

などです。

他には食事やお菓子を子供の日仕様にして出すなど、特別感を演出するという家庭もありました。

プレゼントを贈るにしても、贈らないにしても我が子が喜ぶような初節句にしたいですね。

まとめ

男の子の初節句にはこんな習慣があったんですね。

当の本人である子供は、記憶には残っていないにしても写真などを見返して

「このときはこんなことがあってね」

と話せば

「こんなにお祝いしてくれたんだ!」

とよろこんでくれるはず。

一生に一回の初節句、思い出に残るものになるといいですね。

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