大学の卒業式の服装は何着るの？

★大学の卒業式の定番といえば★
やっぱり袴ですね。

成人式の振り袖を嫁入り道具の一つとして購入される方もいらっしゃいますが卒業式の袴の場合は大体の方はレンタルで済ませます。

大学生協などで夏ごろからチラシが配られ始めますが、いつ頃から選び始めるのがいいか、悩んでいる方もいらっしゃると思います。

袴選びを始める目安の時期はお店を選定したりカタログを取り寄せるのが8～9月だとして実際に試着したり袴を決めるのは10～11月がベターです。

あくまで目安ですので早めに選んでたくさんの中からお気に入りを選ぶか、余りモノには福がある！

ということでゆっくり目に選ぶかはあなた次第。

あまり遅いと卒業論文や就職活動、年末年始のゴタゴタなどで忙しくなってしまうので自分のスケジュールと相談してみてくださいね。

★袴のレンタル価格の相場★

平均額は6万6000円程と言われています。

写真やヘアメイク、着付けの料金などが含まれてこの値段です。

最近ではインターネットで格安にレンタルできるサービスもあります。

また、成人式で振り袖をレンタルしたお店で袴を借りると、セット価格で安くなるサービスをしているお店もあります。

安く収めたいということならば、そういったものを活用するのもいいですね。

格安のプランを利用する場合は、自分で写真やヘアメイクの手配をすることになることもあるわけですが、

「普通の全部コミコミのセットのほうが安かったかも…」

とならないように、自分で値段を見積もってみましょう。

★袴のコーディネート★

袴には多少流行がないわけではないですが、一番は自分に似合う柄や色を選びたいですね。

「自分に似合う色って…何色？！」

という方もいらっしゃると思いますが、分からなければハッキリした色味が似合うのか、パステルカラーが似合うのか、もしくは好きなのかどうかをイメージしてから選びに行くとスムーズに決まりやすいです。

足もとは定番の草履か大正ロマン風のブーツの２種類がありますが雪が多い地域や会場までの道のりが草履じゃ不安という方にはブーツがおすすめです。

最近では大体2～3割くらいがブーツで参加するそうです。

大学の卒業式の服装で袴以外なら？

卒業式には９割近くの女性が袴を着用するようですが、中には他の服装の方もいます。

例を見ていきましょう。

・振り袖

せっかく持っているのに成人式や親戚の結婚式だけじゃもったいない！

たくさんの袴の中に振り袖というのも個性が光りますね。

・スーツ

「一回きりの袴のレンタル代に高いお金払うのもったいないから、どうせなら何度も着られるものを」

ということで私の友人の中には彼女の大好きなコム・デ・ギャルソンのスーツを揃えたというオシャレさんもいました。

リクルートスーツでははなやかさに欠けますし、着るならカジュアルになり過ぎず、フリルのシャツやコサージュを付けるなどして小物ではなやかさをプラスしてオシャレに着こなしたいですね。

・ドレス

1着持っておけば結婚式などのお呼ばれでも着られるし、卒業式の後の謝恩会でも着替える必要もなく楽チンなので意外と便利なドレス。

寒暖差もコートを楽に着脱できるので、その点袴より楽かも。

あでやかなピンクやゴールドの小物をプラスして卒業式に相応しく春めかしい雰囲気を出したいですね。

大学の卒業式の服装で謝恩会も行ける？

謝恩会というと、会場がホテルや飲食店の場合飲食やお酒を伴うので袴で参加というのは少し難しいような感じですね。

ドレスコードがある会場もあるようなのできちんとした服装で臨みたいですね。

「どんなものがいいのか想像しにくい…」

場合は結婚式に出席するときをイメージしてみてください。

結婚式や謝恩会ではセミフォーマルが望ましいとされています。

「セミフォーマルってなんぞや！」

という場合は下記を参考にしてみてください。

★無難なのは★

・光沢感のある素材のワンピース
（好ましいのはひざ丈）

・ベージュのストッキング

・ヒールの靴
（苦手な人は少し低いものでもＯＫ！）

・ストール
（コートをクロークに預けたときの寒さ対策）

・パールなどの品の良いアクセサリー

★ＮＧなのは★

・全体的にカジュアルすぎるもの

・ミニスカや胸元の空いた服など露出度の高い服

・編みタイツ、柄タイツ、黒いストッキング

・ヒールのない靴

（私は腰痛持ちなのでこのルールは守れないのですが、そういった事情がない人はヒールのある靴でいきましょう！）

・オープントゥの靴（靴先が空いている靴）

ＮＧではないのですが、白やベージュのワンピースは今後結婚式に着ていく場合に

「花嫁衣裳の色と被る」

という理由で着ていくと白い眼で見られることもあるので、のちのち着回しにくくなるかもしれません。

どうせ選ぶならば着まわせるやつがいいですね！

小学生の袴についての記事はこちら

まとめ

自分の大学卒業のときのことを振り返れば卒業式の2週間前に3.11が起きたため、被害が大きい地域であったこともあり予定されていた卒業式が中止されました。

もちろん予約していた袴もキャンセル。

キャンセルで返金された6万円を生活にあてて、社会人一か月目を過ごしたことが思い出されます。

そういったこともあって、袴やスーツなど思い思いの服装に身を包んで卒業式に参加できる皆さんが羨ましく思えます！

無事に卒業式を迎えられることは幸せなことなんですよ～。

一生に一回の卒業式、お世話になった先生やご両親、大事にしてくれた友人たちに感謝して頑張った自分を褒めつつ参加してくださいね！