大学受験の調査書の影響はセンター試験がなくなる理由にも関係する?中身が気になる調査書を開封したらどうなる?

大学受験の際に提出しなければならない書類に調査書があります。

この調査書には、出願者の高校時代の学業成績、健康状況、学校生活や部活動などの行動の状況が書かれているものです。

この調査書は入試結果に影響を及ぼすことがあるのでしょうか?

また調査書の中身を自分で見ることができるものなのでしょうか?

受験のときに気になること、小さな疑問をひも解いていきたいと思います。

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大学受験の調査書の影響はどれぐらい?

大学受験のときも、高校での成績を調査書として提出します。

調査書は、推薦入試、一般入試どちらにも必要となってくるものです。

しかし、大学受験は大規模な受験となることが多いです。

一般入試では、1つの学部の受験者だけで1万人以上となることも少なくありません。

そんな大勢の採点をしなければならないので、調査書の結果を点数化して、試験の点数を合わせる時間はありません。

そのため、基本的には一般入試では調査書が合否に左右することはほとんどないのです。

ところが、同じ点数が複数人いた場合は調査書を参考にする場合があります。

また、あまりにも欠席が多かったり、極端に成績が悪かったりする場合は、調査書の結果で不合格になる場合があります。

一方推薦入試は、高校での成績と小論文や面接などで合否を決定します。

高校での成績は調査書で確認するので、推薦入試では調査書の内容によって、合否が大きく左右されるのです。

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センター試験がなくなる理由は?

センター試験をなくす大きな理由は、ひたすら知識を詰め込み、苦手意識を高めているだけになっている高校教育を実社会をつながりのある学びに変化させるためなのです。

2020年からはセンター試験に代わり、「大学入試共通テスト」になります。

文部科学省では、学力の三要素(知識・理論、思考力・判断力・表現力、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度)で大学入試で評価する方針を掲げています。

この「主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度」を評価するため、大学入試共通テストではマーク式だけではなく、国語と数学に記述方式を取ることとなっています。

つまり、自分で答えの構成を導き、推敲したうえで解答用紙に記述するといった、自分自身で考える力を大きく評価されるのです。

また、英語でも外部検定試験の活用が決定しています。

これまでのリーディング、リスニングだけではなく、ライティング、スピーキングの4つが試されることになります。

ライティング、スピーキングで、自分の意見を持って、それを人に伝えることができるかが判断されるのです。

実社会で求められている相手の立場に立って、自分の考えを分かりやすく述べることができるかどうかを大学入試にも取り込んでいるのです。

つまり、知識を詰め込んでいくだけの学習では、できない問題をなっていくのです。

調査書を開封したら?

入試要項には、調査書は「厳封、開封無効」となっています。

高校から調査書を受け取ったときには、しっかりとのり付けされたうえ、「緘印」を押すか「〆」を記入されている状態です。

つまり、封を開けたらわかる状態になっているのです。

開封してしまっては、その調査書は無効になってしまうので、新たな調査書を準備しなければなりません。

どんなことが書かれているか、自分の評価はどんなものなのか気になるので、「バレなければいいか」と封を開けたくなりますが、開けてはいけません。

調査書の内容は、高校3年間の学習状況を記載したものです。

各教科の成績、部活動、ボランティア活動、取得資格・検定などについて書かれています。

実際にあったことが書かれているので、高校生活の中で先生方から言われてきたことが書かれていると思っていただければいいです。

場合によっては、調査書の内容を見せて下さる先生もいらっしゃいます。

もし調査書の中身がどうしても気になるのなら、一度先生に相談してみてもいいかもしれません。

間違っても、提出すべき調査書を開封することは止めて下さい。

まとめ

大学受験の場合、一般入試では高校の成績、つまり調査書は合否に関係することはほとんどありません。

しかし、高校での成績がよいと推薦入試と一般入試の2回受験するチャンスがあるのです。

推薦入試では調査書が合否を大きく左右します。

自分のチャンス、可能性を広げるためにも、受験科目のみの勉強をするのではなく、学校の授業の勉強にも力を入れて頑張って下さい。

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