くしゅん!
くしゃみや鼻水が出るなぁ、花粉症かなぁ、いや、風邪でも引いたかなぁ…。
花粉の飛散が天気予報で騒がれる時期にこんな風にくしゃみや鼻水が出ると、何が原因か分からなくて困ってしまいますね。
風邪と花粉症のくしゃみと鼻水の特徴と簡単な対策をまとめました。
くしゃみと鼻水が止まらない原因は?
★原因には大きく分けて3つある★
【アレルギー性鼻炎】
花粉やハウスダスト、ホコリやペットの毛などのアレルゲンに反応して出る鼻水やくしゃみをアレルギー性鼻炎といいます。
鼻水やくしゃみでアレルゲンを体から追い出そうとして症状が自然と出てきます。
「この時期だけ症状が出る…」「○○に行くと症状が出る…」というものに関してはこれの可能性が高いです。
サラサラとした無色透明の鼻水が出ます。
【ウイルスが原因の鼻炎】
風邪などの場合の鼻炎です。
ウイルスと体の外に出そうとして症状が出ます。
最初はサラサラの鼻水が出て、徐々に黄色っぽい粘り気のある鼻水が出てきます。
なぜ粘り気があるかというと、ウイルスや細菌を退治した後の白血球が混じっているからなのだそうです。
体は見えないところでウイルスと戦っていてくれてるんですね。
【外部からの刺激】
光や温度の変化に伴って鼻水が出ることもあります。
寒い外を歩いたあとに、暖かい部屋に入ったらサラサラの鼻水がタラーっと垂れてきたという経験をお持ちの方も多いでしょう。
鼻は敏感なので、そうした外部の刺激に対してこのように瞬時に反応を示すこともあるそうです。
コショウや唐辛子などの香辛料や刺激物を吸い込んだ時に起こることもあります。
外部からの刺激でくしゃみや鼻水が出た場合は時間が経てば治まることが多いです。
花粉症のくしゃみと鼻水の症状は?
★花粉症の鼻水にはこんな特徴が★
・最初はぐずぐずと鼻が詰まってかめない
・鼻水が出たと思ったらサラサレとみずっぽい
・色が無色透明
・なかなか止まらない
花粉症の鼻水とくしゃみの典型的な症状の現れ方は「鼻がムズムズとしたと思ったら、何度もくしゃみが出る。水のようなサラサラの鼻水が止まらない」というものです。
心当たりがあったら…花粉症かもしれません。
★朝や夜だけひどい場合★
朝や夜だけくしゃみや鼻水などの症状が出ることを「モーニングアタック」と言います。
なんだか攻撃力の高そうな名前ですね。
ある調査によると、花粉症の人の46%がモーニングアタックを実感しているそうです。
モーニングアタックが引き起こされる原因は実ははっきりしていないそうですが、以下のものが考えられるそうです。
・昼間舞っていた花粉が、夜に床に舞い降りてきて寝ているときにそれを吸い込んでしまう。
・朝に起床して布団を持ち上げるときに溜まっていた花粉を一緒に舞い上げてしまう。
・朝の自律神経が切り替わるタイミングで、鼻がそれにともなって過敏に反応している
花粉症の鼻水とくしゃみを止めるには?
★鼻水とくしゃみを緩和させるには★
薬を使うのもいいですが、身近にあるもので解消できれば儲けものですね。
いくつか方法をご紹介します。
・少量の水を一口含んでしばらくおき、徐々に唾液が出てきたら一緒に飲み込む。その後水を飲む。(唾液には喉の炎症を抑える効果があるそうです)
・ペットボトルを脇に挟む(脇に通っている自律神経を圧迫すると鼻の粘膜の充血を緩和させる効果があるそうです)
・下で口の上の方(歯の裏側)を押さえ、しばらくしたらやめる。
そうしたら眉間の間を指で押す。
これを20回程繰り返す。
・ドライヤーや温かいタオルで鼻やうなじを温める。(鼻やうなじはツボが集中しているから)
・大根おろしの汁を鼻の内側に塗る(なぜかは分かりませんが、効果があるらしいです)
★モーニングアタックを緩和させるには★
花粉を舞い上げてそれを吸い込んでしまうのが原因の場合の対策はこんな感じです。
・マスクをして寝る
・空気清浄機を付けて寝る
・床の拭き掃除をマメにする
・軽く湿らせたタオルで布団に着いた花粉をふき取る
・寝る前にお風呂やシャワーを浴びて花粉を落とす
まとめ
くしゃみや鼻水が出続けるとのどの奥が痛くなりますし、滝のような鼻水で鼻の下はヒリヒリしてストレスが溜まってきますね。
ご紹介した対策は、巷では効果があると評判のものばかりなので一つくらいは役に立つものがあるかもしれません。
自分にあった対策で鼻水やくしゃみを撃退してくださいね!
コメントを残す