読書感想文で高校生の書き方で書き出しや構成にもう悩まない!

jyukenn fukusou
高校生となると、読書感想文にも一味違った高度な技術が求められてくるかもしれませんね。

本屋さんや図書館で読みたい本を選んで、いざ読んでみても、感想が「面白かった」以外に浮かんでこない、なんて事はありませんか?

私自身も読書が苦手で、感想文は平凡なものでした。

そのくせ、負けん気が強く、後でこう書けば良かったと後悔した事を思い出します。

あなたはまだまだ若く、可能性に満ちています。

読書感想文のコツと書き出しの例を参考にして、素敵な感想文を書いてください。

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読書感想文の書き方で高校生の書き出しは?

①感想から書き始める

その本を読んで、思った感想が「面白かった」であれば、それから始めて、どこが、なぜ面白かったのかを説明していく事が出来ます。

気に入った登場人物や場面があれば、その中の一場面を引用して、どんな展開に惹き付けられたのかを説明しましょう。

あなたの心境を書く事が目的です。

恐怖・感動・同情など、心の中に浮かんでくる感情を文字で表しましょう。

②本との出会いから書き始める

その本に出合ったのはどこでしたか?

思いがけなく出会ったのであれば、その場面を説明する事が出来ます。

ドラマのシナリオを書く、作家のような気分になるかもしれませんね。

また、インターネットで検索して見付けた本であれば、何と検索したのか(歴史・学べる・有名)など、自分の探した基を説明する事も出来ます。

何事にもきっかけがあるものです。

③質問から始める

これは、読んでいる人を最も惹き付ける方法です。

「~について疑問に思ったことはありませんか?」

「今まで思っていた事が、全く違うと気が付かされた事がありますか?」

など、自分が思っていた事と、読んで新たに発見した事とのギャップを書くなら、読む人の興味をそそります。

シナリオ作りはとても楽しいですよ。

質問は最初と最後に持ってきて、読書後に何を感じ取ったかなど、学んだ点に結び付けられると、とても良い感想文が出来ます。

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読書感想文の書き方で高校生らしい構成

出だしが決まったら、次に書きたいのが構成部分ですね。

あらすじだけに限らず、一つの場面や一人の人に的を絞って、詳しく説明していくのも一つの方法です。

①あらすじを書く場合

あらすじは感想文には含めない方が良いとする学校もあるようです。

しかし、自分が読んだ本の概要を説明するのは大切な事です。

全体の流れや主人公の動きが目に浮かぶような感じで、原稿用紙の20%までの要領で解説していきましょう。

ポイント

・メモをする
・読みながら線を引くか印をする
・ダラダラと(文字稼ぎ)書かない
・あらすじは序文から結末までをすべて書く

②一点に絞って書く場合

その本の最も面白い場面を見抜きましょう。

正解不正解はありませんから、自分にとってググッと来た所を解説しましょう。

これも全体の25%ぐらいに止めて、その事で自分にどんな影響があったかに重点を置きます。

ポイント
・ココと思ったら何回か読む
・自分だったらどうするかなど、シチュエーションを変えてみる
・ダラダラと書かない

読書感想文の書き方の高校生のコツ

書き出しが決まって、感想文の構成が出来たら、最後に本来書くべき感想文の書き方を抑えておきましょう。

原稿用紙の30%以上の割合で書けると良いですね。

これにはいくつかのテクニックがあります。

次の中から書けそうな方法を選んでみてください。

①主人公の立場になって考える

オーソドックスですが、これが最も伝えやすい方法です。

②当時の背景に自分を置いてみる

昔あるいは未来の時に自分を移動させ、その環境で生活している自分を想像して書きます。

③作者が伝えたかった事を見抜く

作者は、その本を通して何を言いたいのかを考えてみると、深い読書感想文を書く事が出来ます。

また、あなたの感想文のエンディングとして、学んだ事・あなたが伝えたい事・考え方を変えたいと思った事などを結論として書き留めましょう。

そして、最も基本的なポイントとして以下の点を注意しましょう。

・きれいな(丁寧な)字で書く
・丸と点を使って、読みやすくする
・カッコやカギカッコを使ってセリフや感情などの表現にメリハリをつける

夏休みの読書感想文で困っているあなたへ。

読書感想文のおすすめ本や書き方の記事は、小学校、中学校、高校別に一覧でまとめてあります!

 読書感想文をテーマにした7記事一覧ページへ

まとめ

本を読む事は読解力を養います。

あなたの考える力を育て、問題にぶつかった時に解決策を考え出す力になります!

読書感想文は、

■読みたい本を何冊か読んでみる。

■出会いを説明する。

■書きたい主人公や場面を選ぶ。

■感想を書く。

■エンディングを考える。

だけで構成出来ると思うと、コツを掴んだと思えるかもしれませんね。

これを機会に、読書が大好きになったと思ってくれる若者が増える事を心から願っています!

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