珪藻土にカビが生えたらハイターやカビキラーで除去できるの?詳しく取り方を伝授します!

珪藻土にカビが生えてきた!?カビの原因は?おうちでもカビの除去はできるの?

皆さん、珪藻土ってご存知でしょうか?

珪藻土とは、無数の小さな穴が集まってできたもので、水分や湿気を吸収し吐き出す吸放湿性能をもつ優れたもので、速乾性があるため、バスマットやコースターなどに使用されることが多いです^^

お手入れも簡単で、長期間使えるため、人気があり重宝されているんです♪

その優れた速乾性から、汚れやカビも発生しにくいと言われていますが、やはり長期間使い続けることで汚れやカビがついてしまうことも予想されます。

そう、珪藻土にカビが発生する原因は、使用しているところの環境やお手入れによって、珪藻土本来の働きが発揮されずにカビが生えてしまうんですね。

水分や湿気を吸い取り吐き出す珪藻土ですが、バスマットを使用するお風呂場では湿度が高いため、本来のように湿気を吐き出せず珪藻土内にためてしまい、そこからカビが生えてしまう悪循環が考えられます。

また、間違ったお手入れ方法もカビの原因となっている可能性があります。

普通のコースターが汚れてしまったときは、いつもの食器洗剤とスポンジでゴシゴシ洗って汚れを取るといった方法をとられているご家庭が多いと思いますが、珪藻土コースターもこれと同様にお手入れしてはいけないのです。

石鹸や食器洗剤には界面活性剤が含まれており、これが珪藻土の小さな穴に詰まってしまい、珪藻土の性質が上手く機能せず、湿気を吸い込むことも吐き出すこともできなくなってしまうんです。

このように小さな穴に目詰まりを起こしてしまうことで、カビが発生しやすい環境を作ったことになってしまいます。

これらのように、カビの生えやすい環境下では、いくら珪藻土といってもカビが生えてしまうんですね。

それでは、もしカビが生えてしまった場合、除去方法はあるのでしょうか?

一度カビが生えたら捨てなければならないのでしょうか、それともおうちでも簡単に除去することができるのでしょうか?

皆さん、ご心配なく!

ご家庭でも珪藻土に生えたカビを除去することができます^^

次項で詳しくご説明してまいりましょう!

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珪藻土に生えたカビの除去方法を伝授!

さて、早速珪藻土に生えたカビの除去方法をお伝えしたいと思います!

主な方法は4つ。

それぞれ詳細を見ていきましょう♪

【1】 ハイターを使用する!

ハイターなどの塩素系漂白剤を用いて除去する方法です♪

まず、ハイターを水で薄めます。

それをカビの生えたところに塗ります。

もし汚れやカビがひどい場合、水で薄めたものを使用しても取れない場合は、薄めずに原液を塗ってください。

次に、1分以内にきれいに洗い流してください。

何故1分以内なのかというと、ハイターを塗りつけた部分が変色してしまうおそれがあるためです。

最悪の場合、珪藻土が割れてしまうおそれもあるので、ハイターを塗ったら早めに洗い流すということを心掛けてください^^

最後に、しっかり乾かしましょう!

ハイターを洗い流すということは、珪藻土にたくさんの水分を含ませているということ。

これをしっかり乾かすことで、汚れも吸水性・速乾性も復活です♪

【2】 カビキラーを使用する!

強力な殺菌作用、そして汚れを溶かして浮き上がらせる力に優れたカビキラー。

これは珪藻土グッズにも使えるんです♪

まず、カビの発生場所に吹きかけてください。

次に、そのまま数分放っておきます。

数分放置することで、カビが浮き上がり汚れが落ちます。

最後に、サッと洗い流して乾燥させて完了です!

ポイントは、数分放置したあとにサッと洗い流すことです。

長い間水分を含ませていると、珪藻土の強度が弱まり割れやすくなってしまう可能性があるからです。

カビキラーの強力な洗浄力でカビは浮き上がっているので、サッと洗う程度にして、しっかり乾かしましょう^^

【3】 カビ取りスプレーを使用する!

カビキラーより濃度が濃く、カビに特化した洗浄力を持ち合わせているカビ取りスプレーも効果的だと言われています★

まず、カビの発生場所にスプレーを吹きかけます。

1、 2分経過したら、水拭きして拭き取ります。

最後にもう一度、今度は乾拭きで拭き取り完了です。

ホームセンターや通販でも購入可能です^^

試してみてください♪

【4】 サンドペーパーを使用する!

これまで3つの方法は、カビキラーやスプレーなど薬品を使用して洗い流すものでしたが、今回はサンドペーパーで汚れやカビを削り取るといった方法になります^^

まず、アルコールスプレーなどで珪藻土の消毒をします。

このとき、アルコール濃度の高いもの、例えば消毒用のエタノールなど、濃度80%ほどのものがおすすめです^^

今後のカビの発生を防ぐことにも優れていると言われおり、カビの殺菌には持ってこいの薬品です。

消毒・除菌したあとは、カビの発生場所をサンドペーパーでひたすらスリスリ削っていきます。

このとき、使用するサンドペーパーは、300~400番のものを使ってください。

珪藻土グッズを購入したときに付属品として入っているかもしれませんし、なければ100均やホームセンターでも販売されていますよ♪

削り終わったら、乾拭きして完了です^^

ポイントとしては、最後は水拭きではなく乾拭きで終わること!

水拭きしてしまうと、サンドペーパーで削り出た粉が珪藻土の小さな穴に詰まってしまい、再びカビの生えやすい状態を作り出してしまうので、最後は乾拭きで終了してくださいね!

さて、珪藻土のカビの除去方法について、4つの方法を紹介しましたが、いずれの場合もマスクとゴム手袋を着用し、換気の良いところで行うようにしましょう。

薬品を使用しますし、サンドペーパーで削る際もカビ菌が舞い上がり吸い込んでしまうことも考えられますので、これらの準備をした上で除去を始めるようにしてくださいね^^

また、珪藻土の製品によっては、カビキラーなどの薬品を使用することができないケースもありますので、しっかり製品情報を確認した上で取り組むようにしてください。

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珪藻土をきれいに使い続けるための対策

カビの除去方法についてお話しましたが、最も望ましいのはカビが生えないことですよね。

カビの生えやすい珪藻土グッズと言えば、バスマットです。

もともとカビの生えにくい珪藻土といえども、お風呂場など湿気の高いところに置いてあることも多く、珪藻土バスマットがしっかり湿気を追い出せないこともあり、カビが生えやすいんですね。

また、皮脂はカビの栄養に結び付くため、足についた皮脂もカビの要因となっているんですね。

それでは、珪藻土のカビが生えないような対策やお手入れ方法はどうすればいいのでしょうか?

対策としては、バスマットを使用したあとは、タオルでしっかり水分を拭き取って、敷いたまま保管せずに立てかけて置いておくようにしましょう。

立てかけることで、珪藻土の裏表両面から湿気の放出を促進できますよ^^

それだけでなく、月に1度は風通しの良い場所で陰干しすると、吐き出せきれていない湿気も放出し、吸水力も復活すると言われていますよ♪

ここで、直射日光に当てた方がしっかり乾いて良いのでは?と考えがちですが、珪藻土の強度が弱まり割れることが予想されるので、陰干しすることをおすすめしています。

また、皮脂汚れのお手入れ法としては、サンドペーパーで軽く削って乾拭きするだけ。

皮脂が付いたままだと、珪藻土の目詰まりやカビの栄養ともなり、カビが増殖する要因になるので、サンドペーパーで皮脂を削り取っておきましょう^^

このように、定期的にお手入れすることで、珪藻土を長く、そして品質よく使い続けることができますよ^^

珪藻土コースターが優秀!コースターについた汚れの取り方と対策

珪藻土はバスマットだけでなく、コースターにもよく用いられています。

普通のコースターだと、コップについた水滴がコースターに乗っている状態で、コップを持つと水滴が垂れるということも多く、その水滴が洋服についたりテーブルに流れたりと困ったことのある方も多いと思います。

それがこの珪藻土コースターだと、コップの水滴を吸い取ってくれるため、コップには水滴があまり残らないので、食事中も汚れや水滴を気にしなくてもよく、使用されている飲食店も増えてきました^^

私自身も自宅で使用していますが、100均でも購入でき、とっても重宝しています♪

ただ、コップの水滴の多さだけでなく、他の食べ物の汚れも付きやすいため、カビや汚れがつきやすいといった問題もあります。

したがって、珪藻土コースターもお手入れが必要なんですね。

対策としては、コースターを使ったあとは、乾拭きをして立てかけて保管することが大切となります。

裏表両面から湿気を放出できるように立てかけて置いておきましょう^^

風通しの良い場所ならなおGoodです♪

やってはいけないお手入れ法としては、食器洗剤を使って洗うことです。

先述しましたが、界面活性剤の入った食器洗剤で洗ってしまうと目詰まりを起こしてしまい、珪藻土の吸水性・速乾性が発揮されないので、この方法はしないようにしてくださいね。

食べこぼしなどで汚れてしまった場合は、硬く絞ったふきんで拭き取るか、水でサッと洗い流してしっかり乾かすことをおすすめいたします。

また、カビがついてしまった場合は、ハイターやカビキラー、カビ取りスプレー、サンドペーパーなどを使用して、先ほど紹介した除去方法で取り除いてあげましょう。

実は壁にも珪藻土が!壁のお手入れ方法とは

湿気を吸収し放出する調湿機能に優れた珪藻土は、建築物にも用いられることが多く、そのうちのひとつに壁で使用することがよく見られます。

たた、最近の住宅では高気密な住まいが増えてきており、壁の珪藻土が十分な湿気を吐き出すことができず、壁にもカビが発生してしまったと報告があがっていることもまた事実としてあります。

珪藻土が用いられた壁で、カビの対策をするには、換気することが重要だと言われています。

まずお部屋の窓を開け、空気の入れ替えを行い、定期的に家の中の湿度を下げておくことが大切です。

こうすることで、壁の珪藻土が湿気を放出しやすい環境を作っておくんですね。

窓を開けた換気が難しい場合は、除湿器を使用することも良いと言われています。

また、お部屋にホコリが溜まっていることも、カビの増殖を手助けしていまいます。

皆さんの身体の皮脂だけでなく、ホコリなどの汚れもカビの栄養となってしまうので、定期的にお部屋をきれいに保っておくことも必要。

はたきや掃除機などでホコリを除去しておきましょう。

さて、珪藻土のカビの除去を中心にお話してまいりましたがいかがでしたか?

珪藻土は定期的なメンテナンスが必要です。

長期間使えるよう、しっかりお手入れしておきましょう^^

珪藻土の処分の仕方ははこちらで書いています。

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