さて、今回は中学生が自由研究でレポートを作成することをテーマでご紹介をしていきたいと思います。
レポートが宿題になったのだけれど、書き方がわからない。
そんな方の為に、レポートを書く手順、まとめ方のポイント、実際のレポートを参考にしながらご説明と大きく3点に分けてご説明します。
簡単に自由研究を中学生がレポートするには
ここでは、レポートを書く手順とコツをご紹介します。
まず、レポートを書く最大のコツはレポートの「構成」を最初に考えることなのです。
今回は「理科のレポート」を書くという前提でご紹介します。
●構成内容
① 【表紙】
② 【本文1】(内容として、目的・動機・予測・準備するもの・手順)
③ 【本文2】(内容として、結果、考察)
④ 【感想・まとめ】
次に各構成の仕方についての詳細をご説明します。
・①の【表紙】の書き方についてご説明します。
実験タイトル・実験した日付・クラス・氏名を書きます。
・②の【見出し1】の書き方について、内容ごとにご説明します。
まず、(目的)についてですが、目的とは、この研究をすることによって自分が新たに何がわかるかということを書きます。
次に(動機)についてですが、動機とは、自分が何故この研究を選んだのか。
その理由を書きます。
次に(予測)についてですが、予測とは、実験前にその実験が終わった後、その結果がどうなるか、先に自分で予測をして書きます。
予測を書くのは、この理科の実験レポートを書く上でとてもポイントで、
もし、自分の予測と結果が違ったとしたら、何故違ったのか?もレポート内容に書くことが出来、作成することがとても楽になります。
次に(準備するもの)についてですが、これは、実験で使用する材料や物のことを書きます。
箇条書きにして書きだすとより見やすくなると思います。
次に(手順)についてですが、実験の各過程を、順を追って書きます。
①②③って書き方のように書くとわかりやすいと思います。
それぞれの家庭を撮影し、写真などを貼り付けたりしてみるといいです。
・③の【見出し2】の書き方について、内容ごとにご説明します。
まず、(結果)についてですが、実験の結果を具体的に書きます。
色や大きさもただ単に、色が変わった、大きさが大きくなった、小さくなったではなく、何色に変わった、何センチ大きくなった、小さくなった、と書きます。
また、図やグラフや写真などを載せると尚、わかりやすいです。
そして、ここでの注意として、この(結果)では、私は~思ったなどといった自分の考えは書きません。
それは次に書く(考察)になるからです。
次に、(考察)についてですが、考察とは、結果を知り、自分の考えを書きます。
注意するところは、実験の感想や反省を書くところではありません。
前に記入した自分の予測と自分の結果を比べその違いは何かということや今回の結果とは別の結果にする方法はないか、などを書くといいと思います。
・④の【感想・まとめ】の書き方についてご説明します。
考察で書けなかった自分の感想や反省を書きます。
これで完成です!
自由研究 レポート まとめ方 中学生
ここでは、前の見出しの最後に説明しました、(まとめ)についてどうやって書いたらいいかのコツやポイントをご説明します。
まとめは、その前の全てのレポートの内容を通して自分が伝えたいことを書きます。
今までの内容の中で強調したいキーワードを使用し、そのレポート内容に対しての、自分の意見など、
自分が学べたことなどを考察や感想を更にまとめるような感覚で書きます。
基本的には、最後の「まとめ」の文章になりますので、同じ言い回しをしていたら、「まとめ」という意味のテーマとは異なってしまいます。
今までの内容を掘り下げたりもせず、なるべく簡潔に短い文章でまとめることが重要です。
まとめはレポートの最後なので、冒頭で、~いかがでしたでしょうか。など、
読み手に読んでみた感想を訴えかけるような書き方でも良いと思います。
字数はレポートの本文内容の量にもよりますが、2000字程度であるとするなら、100字~200字程度がお勧めです。
それ以上長くなると、本文の内容よりもまとめの内容のほうが目立ってしまいます。
長いうえに、まとめは最後に読者が読む文章、印象に残しやすい位置に記載されている為です。
レポートは何より、本文が重要なので、まとめが悪目立ちしないようにすることが重要なのです。
自由研究 中学生 レポート 例
ここでは、実際に例のレポートをあげて、ご説明します。
①【表紙】・・・
ジュースに含まれている砂糖の量を計算
○年○月○日 研究実施
○年○組 氏名
②【本文1】・・・
(目的)この研究をすることで、普段自分が飲んでいる飲料にどれだけの砂糖が入っているかがわかりどれだけの量を摂ると身体にどんな異変が生じるのか知ることが出来る。
(動機)自分は炭酸飲料が好きなのだが、自分が飲んでいる飲料は特に砂糖が多く入っているということを先日、テレビで少し見て、詳しく調べてみたくなった。
また、○○0というカロリーや糖質が0というものもあるが本当にそれは0なのか調べてみたくなった。
(予測)500mlに対してスティック砂糖4本くらい(1本5g)
(準備するもの)糖度計・スポイト
(手順)①糖度計の上にスポイトで吸った対象飲料を乗せて糖度を図る。
③【本文2】・・・
(結果)●算定結果
※糖度の算定方法は「糖度の量が知りたい飲料水の量」×「0.のあとに糖度計で出た数値」
○コカ・コーラ→糖度11%
1本500mlに対して計算すると500×0.11=55
なんとスティック砂糖11本分!!
○コカ・コーラゼロ→糖度0%
商品に記載されているように砂糖は入っていないです。
しかし、「アセスルファム」という「人工甘味料」が入っています。
○他にも→同じ飲料水で人気が高いファンタ・オレンジは11%!
炭酸でないカルピスも11%含まれていました。
●糖分を摂りすぎるとどうなるのか
コーラの成分には以下のようなものが含まれています。
・糖類(砂糖・果糖ブドウ糖液糖)
・カフェイン
・酸味料
・カラメル色素
・香料
この中で身体に異変が特に生じやすいとされているのが「砂糖」「カラメル色素」です。
上記で説明した通り、コーラには55gの砂糖が入っています。
1日の砂糖の摂取量は15gとされているので1本のコーラを飲むだけで40gもオーバーしています。
このオーバーした摂取をし続ける事により合併症になると命の危険に晒される糖尿病や骨が脆くなる骨粗しょう症になる危険があります。
●「アセスルファム」とは砂糖の200倍の甘さをもつ人工甘味料のことです。
200倍も甘く感じるのにカロリーは0なのです。
一般的にこの成分は安全とされていますが実は塩化メチレンというものが含まれており
これを飲む人の体重1キロあたり50mg摂取すると50パーセントの確立で発がん性があるとされています。
また、カロリーは確かに0ですがアセルスファムは体内吸収ができません。
つまり代謝されないので0カロリーなのです。
体内でできない代わりに、腸から吸収され肝臓を通して異物として血管内に入り体中を巡って最終的に腎臓に運ばれ尿となります。
この循環方法は肝臓や腎臓に大きな負荷がかかり、肝機能障害やリンパ球の減少が起きる可能性があります。
更に、アセルスファムを多量に摂取し続けると血糖値が上昇し、膵臓からインスリンが分泌されます。
このインスリンが分泌され過ぎると糖尿病になる危険があります。
(考察)糖尿病や骨粗しょう症は糖分の摂りすぎ、不規則な生活習慣から引き起こされる可能性のある病気です。
1日の摂取量を意識し、また、規則的な生活習慣を心がける。
④【感想・まとめ】・・・
いかがでしたでしょうか。
私達が何気なく、そして身近にある飲料水のことについて今回は触れてみました。
確かに紹介した飲料水は「甘い」と感じる人がほとんどだと思います。
しかし、この糖分の量、そして、それを過剰に摂取することにより起きる病気の恐ろしさ。
また、痩せたい。と思うとまず気にしやすいのはカロリー。
甘いものを欲するが為に、紹介したカロリー0の飲料を飲んだことがある人もいるのでは、と思います。
しかし、カロリー0にはこんな成分が含まれ恐ろしい「副作用」があることを是非頭に入れて頂いて過剰摂取は避けて頂けたら、と思いました。
自由研究に関する全記事は、コチラにまとめています!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は中学生のレポートについて、というテーマでご紹介しました。
手順やコツなどを実際記載したレポート例を参考に、良いレポートが書けたらと思います。
4件のコメント
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素晴らしいと思います。
是非参考にさせて頂きます。
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コメントありがとうございます。
参考にしていただければ幸いです。
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実験②以降が思いつきません。
どうすればいいでしょうか?
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目的、動機、予測などをたてて、実際にやった実験を写真などがあれまそれを使って上手にまとめてみてはいかがでしょうか。
頑張ってくださいね。