会社で働くときや正装するときに、必要になるのがスーツです。
購入後、着たときに袖が短かったという経験がある方もいるでしょう。
また、古いスーツを直して着たいという人もいるでしょう。
では、スーツの袖を直すにはどうすればいいのでしょうか。
スーツの袖を直したいときはどうしたらいい?
スーツを購入するにあたっては、ほとんどの場合、試着をすることと思います。
試着の際に、全体のサイズ感や背幅、袖丈、裾丈などを確認し、格好良く着ることができるか、イメージに合うかどうかなどを確認するでしょう。
試着時に、袖丈が合わない場合、店員に依頼すると袖丈を直してくれるところは多くあります。
スーツ専門店などのスーツを取り扱っている店では、ほとんどの場合、袖丈や裾丈のお直しサービスを行っており、新規購入の場合には無料のところもあります。
また、中古であっても、店舗に持ち込むことで、有料とはなりますがお直しを依頼できるところもありますし、洋服のお直し専門店に依頼することもできます。
もちろん、自分で直すこともできますが、それなりの技術力は必要になりますので、不安な人はプロに任せると良いかと思います。
お直しを依頼すると、どうやって直すのか、長さはどの程度調整できるのかを教えてもらえますので、それを踏まえて要望を出せばいいのです。
袖部分で調整をすることが多いかとは思いますが、デザインによっては袖部分だけでの調整が難しいものもあります。
自分で直すことが難しい場合は、プロに相談してみましょう。
スーツの袖が短い時の直し方は?
スーツの袖直しで多いのが、長い袖を短くする「袖丈詰め」ですが、短い袖を伸ばす「袖出し」もあります。
スーツの袖が短いときはまず、どのくらい伸ばしたいのか、どのくらい伸ばすことができるのかを確認して、具体的に伸ばす長さを決めます。
伸ばせる長さにも限界があり、1~2cmが伸ばせる限界となることがほとんどです。
袖を伸ばすには、もともとの袖にどのくらい余り生地があるかによります。
余り生地はそれほど無いことがほとんどなので、このように限界があるのです。
直し方は、袖口の糸を解き、縫いこまれてる生地を出すことで、長さを調整します。
それでも足りない場合は、肩から生地を出すという方法もあります。
全体のシルエットを崩さないように気をつける必要があります。
裏地との接合もあるので、袖の生地をぎりぎりまで出して、隠れる部分に生地を継ぎ足す方法もありますが、厚みが出てしまうこともあるため、あまりお勧めはできません。
生地の出す量が決まれば、アイロンで折り目をつけて、袖口に縫い目がでないように縫い合わせて完成です。
裏地がある場合も、基本的に糸を解いたところからの工程を元に戻せばいいのです。
はじめのうちは袖に折り目が残るかと思いますが、何度かアイロンをあてることできれいになります。
スーツの袖を直して伸ばすときはどんなことに気を付ければいい?
スーツの袖を伸ばすときに気をつけることは、全体のシルエットが崩れないかどうかです。
袖口だけ伸ばす場合であっても、袖がすぼまっているデザインですと、うまく直さないとシルエットが崩れる可能性があります。
また、中古のスーツの場合は、袖を伸ばしたときに、もともとの袖口の折り目やすり切れ、などが表にでてくることになりますし、生地の日焼けの程度によって、若干色味の境目が見えてしまう可能性がありますので、それらを完全に消すことは難しいと考えてください。
このようなデメリットを踏まえたうえで、お直しをするかどうかを決めてください。
袖丈に限った話ではないですが、お直しのサイズが1cm未満の場合には、着用後にお直しの効果を感じにくいですし、そこまで違いを確認できないことがほとんどですので、この場合は、費用の面からもお直ししないほうが良いでしょう。
このため、お直しをするのであれば、少なくとも1cm以上として、プロの方に相談してみてください。
シルエットを崩さないように、縫製等のそれなりの技術力があるのであれば、ご自身でお直しをされても良いかと思います。
まとめ
スーツの袖丈が合わないときには、お直しによって短くすることも長くすることもできます。
長さの調整範囲にはもちろん限界はありますが、プロに任せても良いですし、自分で直してもよいでしょう。
お直しを上手に利用して、格好良くスーツを着こなしてください。
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