家族がインフルエンザに感染したら？

まずとるべき行動は病院に連れていって診断を受ける事です。

お年寄りの中には病院に行きたがらないという場合もあり市販薬で済まそうとすると、悪化するケースもあります。

インフルエンザの季節になるとテレビなどで、流行の型が報道されますが、毎年流行の型が違う場合もあります。

「去年かかったときにお医者さんからもらった薬でいいや！」と判断せずに、かかったらお医者さんにかかり

そのインフルエンザの型にあった薬を処方してもらいましょう。

家の間取りにもよりますが、出来ればかかった人に他の家族があまり接触をしないように、別の部屋に寝かせるようにしましょう。

インフルエンザは飛沫感染の他に、ウイルスの付着したものに他の人が触れて、その手で食事をとったりすることで体内にウイルスを取り込み感染してしまうこともあります。

感染した家族が長い時間触れたものは除菌ティシュで拭き取るなどして、ウイルスを間接的に取り込まないようにするなどの対策をしたほうが良いでしょう。

家族の中にインフルエンザの予防接種を受けていないという人がいたらすぐに受けましょう。

「身内に感染者がいるしもう遅いよ…」と思わず、もしかしたら防げることもあるかもしれないので念のため予防接種を受けておいても損はありません。

家族がインフルエンザになったら潜伏期間はどれぐらい？

インフルエンザの潜伏期間は型によっても違いますが大体１～３日と言われています。

怖いのはその潜伏期間にも感染力を持っているということです。

くしゃみや悪寒など、かかる前後には兆候がありますが気が付いたときにはもう熱が上がっていた…ということもあります。

「感染した人が家にいるし、自分のもうかかっているだろう…」とあきらめずに、もしかしてかかっていないかもしれませんし出来る予防はしておきましょう。

部屋の湿度は５０～６０％に保ち、１日１～２回１０分程度換気をしましょう。

ウイルスが乾燥して荒れている状態の喉に付着して発症することもあるので、部屋の乾燥は大敵です。

外から帰ったら新しいウイルスを持ち込まないようにガラガラうがいで喉についたウイルスを洗い流し、うがいで口の中のウイルスを外に出します。

家族の食事はビタミンＤたっぷりの鮭やいわしなどのお魚、干しシイタケやキクラゲを使った料理がおすすめです。

ビタミンＤは抗菌蛋白質を取り込みやすい性質があり、インフルエンザの予防に役立つと言われています。

家族がインフルエンザなら学校はどうする？

最近では家族がインフルエンザにかかったら出席停止にする会社もあるほどです。

感染力が強いとされていることもあって集団感染を避けるための措置であることは分かりますが、「じゃあ子供はどうすればいいの…」となってしまいますね。

インフルエンザにかかった子供本人が出席したらマズいのは明確に分かりますが、家族がかかったからと言って学校を休ませるのは大げさな気がしてしましますね。

しかし、かかっていない周りの保護者からすると、「ウイルスを学校に持ち込まないでよ…」という意見もあるのも事実です。

いろいろな意見があると迷ってしまいますが、判断がつかないということでしたら、学校や病院に聞いてみるという選択肢もあります。

学校によっては「本人が感染していなくて予防薬を飲めば出席しても大丈夫」と明確に対策をしめしてくれるところもあります。

病気のことはお医者さんでないとはっきりしたことは分からないということもありますし、いっそのこと尋ねてみるとスッキリ解決するかもしれません。

まとめ

昔だったら家族がインフルエンザにかかったからといって会社から出席停止命令が出るなんてことは考えられませんでした。

それが今普通になりつつあるというのはインフルエンザの感染力の恐ろしさを物語っているようですね。

かかってしまうと他の家族の生活にも影響が出てしまうので流行する１１月～４月には特に予防に努めましょう！